「パレートの法則(80:20の法則)」をご存じですか?
「パレートの法則(80:20の法則)」とは?
ウィキペディア(Wikipedia)によると、「イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。」とのことです。
ひとことでいうと、ものごとの大部分(80%)は、一部(20%)によりもたらされたものであることがほとんどである、ということになります。
※本サイトの記事は、一般の方でも理解しやすいように、なるべく専門用語を使わずに、短い文章で解説しているため、一部厳密性を欠く表現も含まれている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
お役所に提出する書類にあてはめると?
例えば、建設業許可を新規で申請する場合、30種類以上の書類を提出する必要があります。以下、そのうちの一部をあげてみます。
- 建設業許可申請書(様式第一号)
- 工事経歴書(様式第二号)
- 直前3年間の施工金額(様式第三号)
- 使用人数(様式第四号)
- 誓約書(様式第六号)
……
これらの書類を準備する労力について、パレートの法則をあてはめてみます。
提出する書類を30種類、それにかかる時間を仮に30時間とします。30種類の書類のうち8割、24種類の書類については、2割の時間、つまり6時間あれば十分可能です。
しかし、残り2割、6種類の書類を集めるために、8割の時間、つまり24時間かかってしまう(ことが多い)というのです。
では、どうすればいい?
許認可のためにお役所に提出する書類は、当然ながら100%そろえる必要があります。これが入学試験や資格試験であれば満点の80%を取れれば、十分合格、ということになりますが、許認可の場合は1種類でも欠ければ、不合格です。
私たち行政書士は、依頼者の方が8割の時間をかけねばならない2割の書類を完璧にそろえることで、依頼者の方が本業に力を注ぐことができるようサポートする、、専門家であるといえます。
当事務所では、依頼者の方が望んでいることが何なのか、それを実現するためには、どのような手続きや書類が必要なのか、ヒアリングさせていただいたうえで適切なアドバイスをさせていただきます。
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